世界初!運動中でも脳波をリアルタイムに計測できる、脳波計測バンドで思考習慣をトレーニング

nounow編集部

集中力をたかめる脳のトレーニング(イメージ)
出典元:pixabay.com

ここぞ、という時に集中できていますか?そして余計なことが頭をよぎってませんか?運動中も含め脳波を測定でき、リアルタイムで可視化できる製品が発売されています。脳の状態を把握し、思考習慣をトレーニングすることで、あなたもトッププロやパフォーマンス力の高いビジネスマンになれる!?

リアルタイムに脳の状態を把握できる、「FocusBand」

これまで、運動中の脳波を計測することはできませんでした。従来の脳波計では運動中の筋電により脳波のみの抽出が困難であったためです。

※筋電…筋が収縮し筋力を発揮しているときに筋線維から発生する個々の活動電位のこと

しかし、昨年11月に世界で初めて、運動中はもとよりどんな状態でもリアルタイムの脳波状態が計測できるMotion Based Brain Training Systemと呼ばれる製品「FocusBand」が発売されました。

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(引用)「FocusBand」プレスリリース

測るものは変えられる-思考習慣を変える

この「FocusBand」は、現在の脳が何かを考えたりストレスを感じている状態なのか、もしくは非常にリラックスしている状態なのかを、バンドに内蔵されたセンサーが計測したα波、β波の状態によって読み取り、アプリ画面にリアルタイムで表示することができます。

例えば、目をつぶって自らの呼吸に意識を集中したり、手にコップを持ちその感触に意識を集中させるなど、意識コントロールがどれだけできているかも可視化されます。

β状態だとココロはつねに未来や過去、計画や結果にとらわれていると言えます

一方で呼吸や体の感覚、イメージングに注意を向けている時は脳は静かな波をつくります(αモード。Mushinと表現しています)

この状態、つまり選択的に一つのことに注意を払うこと、これを集中というわけですが、この状態を意識的に作り出すトレーニングが可能です

(引用)「FocusBand」プレスリリース

「測れるものは変えられる」という考え方によって、意識の切り替えと注意力を養うトレーニングを行うことが、いざという時にその力を最大限発揮できるという訳です。

ちなみに、この注意力とは“いま、この一瞬に注意をはらう”力であり、最近話題になりはじめているマインドフルネスの概念に近いともいえます。

また、αモードは脳が思考から解放され、リラックスした状態を意識的に作り出すことができるため、ストレスマネジメントの観点からも注目される効果です。

あのジェイソン・デイも、石川遼も活用していた

この製品開発にはプロゴルファーのジェイソン・デイ選手も携わっており、上記のようなトレーニングを通じて世界ランキングが37位から1位にあがったり、昨年全米プロゴルフ選手権を初制覇した成果に繋がっている、とも言われています(もちろんそれだけが理由ではないでしょうが)。ちなみに日本ではあの石川遼選手も活用しているそうです。

彼が昨年12月に国内メジャー初制覇した際には以下のようにコメントしています。

先週は打つ時に無心になりきれていなかったのがV逸の原因。でも、今週は無心になれているし、本当にいい状態でスイングできている

(引用)デイリースポーツ 2015年12月5日
http://www.daily.co.jp/newsflash/golf/2015/12/05/0008622876.shtml

販売会社によると、現在は国内外で多くのアスリートのトレーニングに活用されているとのことです。

ビジネスマンのパフォーマンス向上にも役立つ!?

日本でこの製品販売を手掛けている株式会社EnjoyGolf&SportsJapan によると、今後はスポーツマン市場のみならずビジネスマン向けにも広げていきたいとのことです。

海外のある調査によれば、就業時間のうちやるべきことに集中している時間はたったの30%だったという話もあるようです。仕事をする環境に目を向けると、確かに電話やFAX、同僚との会話、隣の会話、スマホやメール、その他アプリ通知など、私たちの気をそらすための材料で溢れています。また、メンタルヘルス管理は企業としても重大な課題となっています。

注意力を高め、リラックスするときはそれに集中する、そんなコントロールができるようになれば、仕事の成果もあがりさっさと仕事を片付け、もう少しアフターファイブも楽しめるようになるかも知れません。

まずは、スマホの通知をオフにすることからはじめてみましょうか。

脳波を測定

nounow編集部でも体験しました。意識コントロールの難しさを感じながらも、脳の状態を可視化できることで課題の把握と改善する手段を考える材料になることは間違いないと思いました。

ストレスを感じてもそれをコントロールできる人間には程遠いようです。トレーニングしなくてはなりません。

(参照)
http://www.focusband.jp/