遺伝子検査で簡単にアルツハイマー病の発症リスクがわかる?

nounow編集部

ApoE E4の遺伝子検査(イメージ)

ある遺伝子を保有しているとアルツハイマー病の発症リスクが大きく高まります。簡単に検査できるキットが発売されていますが検査をうけるにはいくつか留意すべきことが。

アルツハイマー病の遺伝的リスクとは

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は、アミロイドβやタウたんぱくという異質なたんぱく質が脳内に蓄積し、神経細胞が崩壊することで認知機能の低下を招き、発症することがわかってきています。

このアルツハイマー病の発症リスクには、遺伝的要因が関与することをご存じでしょうか?

「ApoE ε4」というアルツハイマー病のリスクに深く関わる遺伝子を持っているかどうかで発症リスクが大きく変わってくるようです。

「ApoE ε4」タイプの遺伝子を持っている人は日本では約2割程度いると推計されていますが、2つ持っている(父と母の両方から受け継いだ)人も2%程度いるとみられています。

この「ApoE ε4」遺伝子を1つもっていると、アルツハイマー病の発症リスクは標準リスクの人の約3倍であり、2つもっていればそのリスクはおよそ10倍になるともいわれています。

標準リスクの人の発症率が12.5%とも言われていますので、この遺伝子を持っている人はできる限り早期から認知症予防に取り組んだほうがよさそうです。

ApoE E4遺伝子を持つ家族(イメージ)
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遺伝子でアルツハイマー病のリスク検査ができる

この「ApoE ε4」タイプの遺伝子を持っているかどうか、簡単に調べることが可能になりました。

「アルツハイマー病DNAチェックプログラム」

この商品を取り扱っている株式会社メディビックは国内における遺伝子検査のパイオニアの1社であり、いま認知症の専門医や専門家の間でも話題になっています。

こうした検査をうける人には、仮に「ApoE ε4」タイプの遺伝子を2つもっていたとしても過剰反応せず適切にリスクを受け入れる精神的成熟が求められます。(「知らなければ良かった」と落ち込んだり自暴自棄になる可能性がある人にはおすすめできません)
また遺伝子に関してはまだ不明な点が多く今後新たな発見により今の知見がひっくり返る可能性があることはふまえておくべきでしょう。

しかし現時点で、「ApoE ε4」遺伝子をもっているかどうかを知り、自分の遺伝的リスクを知った上で、生活習慣の改善などで認知症予防に取り組むことには意味があると考えます。認知症を生活習慣病の一つとする考え方もあり、認知症予防法と生活習慣病予防法で有効なことはかなりの程度一致します。「脳の健康維持への努力で身体が健康になる」効果があるのです。

※本記事は広告ではありません

(出典)https://www.medibic.com/medibic/service/alz/

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