認知症予備群を早期発見!「福島神経心理テストセンター」開設

nounow編集部

icatch_01

予防医学を推進してきた親友会グループが、認知症を発症していない50~70代の方を対象に臨床心理士が面談形式で心理検査を行い、アルツハイマー型認知 症の発症予防プログラムを提案する「福島神経心理センター」を開設しました。

認知症の発症予防を目的とする施設を開設

予防医学を推進してきた親友会グループは、認知症の発症予防を目的とした施設「福島神経心理テストセンター」(所在地:大阪市福島区、センター長:田邉 秀弘)を2017年1月12日に開設しました。

認知症を発症していない50~70代の方を対象に、臨床心理士が面談形式で心理検査を行い、アルツハイマー型認知症の発症予防プログラムを提案、医療機関や製薬会社との協同で展開する新しいスタイルの予防センターです。

背景・目的

認知症の約6割を占めるアルツハイマー型認知症は、アミロイドβという異質なたんぱく質が10年〜20年を経て脳内に蓄積し、発症に至るとされています。現在の医学では、アルツハイマー型認知症の根本治療薬はなく進行を遅らせることしかできません。こうした背景から軽度認知障害(MCI)の段階で認知症の発症を抑える新薬の開発が世界中で進んでいます。

「なりたくない病気1位」といわれる認知症ですが、これまで認知症の予備軍かどうかを気軽に確認することは困難でした。

当センターでは「認知症発症を不安に感じている方」「もの忘れが増えてきて心配な方」「血縁者に認知症のいる方」などを対象に、アルツハイマー型認知症の早期発見と予防に特化したプログラムを提案します。このプログラムでは治験参加の案内も行い、認知症を発症していない方が、より積極的な予防に取り組むことも可能とのことです。

検査の特長・流れ

認知症検査の経験豊富な臨床心理士が、図形や数字、言語などを用いて面談形式で心理検査を行い、必要に応じて提携医療機関を紹介、MRIなどの画像検査を受けることも可能です。

また、開発中の新薬の投与を希望する方は、その相談に応じるなど(治験参加の紹介)、進行度に合わせた適切な対応策を提案するとのことです。

1)臨床心理士が心理検査を実施(希望者には後日、結果を踏まえたカウンセリングを実施)
2)軽度認知障害(MCI)であった場合、脳出血や脳梗塞などを発見する脳MRI・MRA検査や、認知症 の原因となるアミロイドβの蓄積を画像で確認できるPETアミロイドイメージング検査など、治験を含めた 対応策を提案
3)詳細検査の結果で条件が適合すれば、認知症発症予防薬についてご案内

当センターは、「心理検査によるMCIの早期発見を通じ、認知症の発症の予防とその啓発に尽力していきたい」としています。

福島神経心理センターホームページ